アメリカのFRBとは?

FRBとは金融政策をしているアメリカの政府機関

 

世界の通貨の中で、一番強い影響力を持っているのはアメリカのドルです。アメリカドルをトレードする気がなかったとしても、やはりアメリカの経済状況についてはしっかり勉強をしておく必要があります。そんなアメリカの経済事情を大きく左右する存在、それがFRBとFOMCです。FRBとは、アメリカの金融政策を決定する「最高意思決定機関」です。

 

連邦準備制度(Federal Reserve Board:FRB。BoardではなくSystemと表記される場合も。)という別名もあります。詳しく説明すると非常に難しくなってしまいますが、要はアメリカの経済を決定し、世界の経済・為替レートに大きな影響を与えている存在だということは理解しておきましょう。FRBの動向には、気を配っておく必要があります。

 

FRBは何をしているのか?

 

FRBは、アメリカの金融政策を実施したり、銀行の監督・規制などを行っています。米国の政府の機関の中では、一番独立性が強い組織ともいわれています。FRBの議長は、アメリカで大統領に匹敵するような権限を持っていると考えられています。

 

FRBとFX

 

どうしてFRBの動向をチェックするのが重要なのでしょうか。それは、世界の通貨で一番影響力があるのがドル(アメリカドル)だからです。貿易の決済など国際的な取引の際には、ほとんどの場合アメリカドルで決済が行われています。このような影響力のある通貨のことを、「基軸通貨」と呼びます。いつまでアメリカドルが基軸通貨となるかどうかは分かりません。が、現在の所は、アメリカの経済動向をしっかりチェックする必要があります。

 

アメリカの経済不況などは、ドルの価値に影響を及ぼします。そして、全世界の取引・為替レートに大きな影響を与えます。FRBの議長の発言にマーケットは大きく反応します。例えば、「ドル安容認」というような趣旨の発言を軽くしただけで、日経の平均株価が暴落したという出来事もあります。

 

FOMCとは?

 

FOMCは、アメリカの金融政策を決定する会議・会合のことです。この会議は年に8回実施されます。この会議で思いもよらない政策が決定された場合、相場に大きな変動が起きます。FOMCの開催時期には注意する必要があるのです。ちなみにFOMCのメンバーはFRBの理事が中心となっています。ここでもFRBは大きな影響力を持っているわけです。

 

世界の経済事情を詳しく調べるのは困難です。が、最低でもFOMC・FRBの動向だけには注意を払うようにしましょう。