FXのファンダメンタルズ分析について

ファンダメンタルズ分析とは経済分析


FXでは、為替レートの変動を予測することが非常に重要となります。代表的な予測方法は2つ。「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」です。ファンダメンタルズ分析とは、様々な経済情報を元に経済分析を行い、それに基づいて価格を予測していく手法です。

※テクニカル分析については、『テクニカル分析』のページで説明しています。

経済は為替レートに影響を及ぼす


国の経済状況は、為替相場に大きな影響をおよぼすことが知られています。このことから、「経済分析こそが為替レートの予測に必要だ」という考え方があります。この考えに基づいて分析を行っていく手法が、「ファンダメンタルズ分析」です。

ファンダメンタルズとは、経済を決定づける基礎的な条件のことです。以下のようなものがあると言われています。
  • 1.経済の成長:GDPなどの変動
  • 2.物価
  • 3.国際的な収支:貿易・経常収支
  • 4.財政状況
  • 5.金利
  • 6.政治体制
  • 7.社会情勢
以上を総合的に分析して、為替レートの変動を予測していくのです。

経済状況が不安定になるからといって、通貨の値段が下がるとは限りません。たとえば、アメリカがイラクと戦争をしたとき、当初ドルの価格は上昇したのです。軍需産業が強いからという面がありました。その後、戦争が長引いて不安感が高まり、ドルは下落していきました。経済の動きを分析するのは決して簡単ではないのです。様々なファンダメンタルについて検討をしなければなりませんし、利用するペア双方の国の分析が欠かせません。

テクニカル分析と比べると、高度で専門的な知識が要求されると言ってもよいでしょう。とはいえ、最低限の知識を持っていないと、暴落などに巻き込まれる危険性もあります。

テクニカルかファンダメンタルか


テクニカル分析は、チャートを分析して価格を予測していきます。これに対して、ファンダメンタルズ分析は、経済・景気などの分析の方が重要だと主張しています。両者の分析手法は、昔から相対するものだと考えられてきました。しかし、双方ともに主張にはそれなりの説得力・根拠があるように思えます。

上記のアメリカの事例でもわかるように、経済分析に基づく変動には多少の誤差・時差があります。ファンダメンタルズ分析は、短期的な変動には弱いのです。この部分は、やはりテクニカル分析に頼らないといけません。もっとも、ファンダメンタルズ分析にも長所はあります。中長期的な変動の予測には、非常に有益だという点です。

上記の違いをしっかりと押さえて組み合わせていくことが重要です。