FXの利食いと損切りとは?

利食いと損切りのタイミングは重要


FXは、外貨を買って(売って)、適当な時期で売る(買う)ことで儲けを出す仕組みとなっています。「安く買って、高く売る」「高く売って、安く買う」というのがFXで利益を出す基本です。決済によって、「利益を確定させること」を「利食い」と言います。逆に、「損失を確定させること」を「損切り」と呼びます。損が出てしまうと、「どうにかしてこの損失を減らしたい」と思ってしまうものです。逆に、利益が出ると、「もっと儲けを増やしたい」と思いますね。しかし、投資ではこのような感情はできるだけ少なくした方が良いと言われています。ある程度の段階で決済を行って、損益を確定していく決断力が重要となってきます。

利食いと損切り


FXでの取引は2段階に分かれます。
  • 1.新規取引:買う・売る
  • 2.決済取引:1で買ったものを売る・1で売ったものを買う(買い戻す)
1だけ行って、2を行ってない状態を「ポジション」と呼びます。

ポジションを保有している状態は、実際の損益が確定していない宙ぶらりんな状態です。その状態を続ける限り、損失も減る可能性がありますし、利益がもっと増える可能性もあります。人間なかなか「やめどき」の判断がつかないものです。しかし、ポジション状態をキープさせると、損失が取り返しのつかないほど拡大することもあります。せっかくの利益がすべて吹っ飛んでしまうことだってあります。ある程度の段階で、区切りをつけなければならないのです。ポジションを解消して、「利益」を確定させることを「利食い」と言います。逆に損失を確定させることは、「損切り」といいます。これらの判断をいかに適切に行うかが、FX最大のポイントです。

ラインをあらかじめ設定しておく


人間の判断はなかなか当てにならないものです。無意識のうちに、根拠のない期待を抱いてしまうものです。しかし、外国為替市場は無情です。期待とは逆の方向にいってしまうことの方が多いと言っても過言でありません。投資・FXの際には、主観を排除して機械的に処理していくことが重要です。特に、損失をいかに最小限で済ませるか、というのは重要なポイントとなります。トレード手法にもよりますが、一般的に中長期で投資をする場合は、損切りのラインは決済レートから5%程度に設定しておくとよいと言われています。5%目減りしてしまったら、その時点で決済を行ってしまうのです。投資額が大きい場合には、さらに減らして2〜3%程度に設定しておきましょう。利食いの場合には、損切りより若干高めに設定します。利食いにせよ、損切りにせよ、適度なラインで形式的に処理をしないと、大きな損を出してしまいます。